コンシェルジュ– Concierge –




代表取締役
Makoto Abe
安倍 誠-

昭和24年6月12日誕生
昭和48年3月早稲田大学第一商学部卒業
昭和49年6月真珠堂入社
昭和51年9月アメリカ宝石学会(GIA鑑定士(GG)取得
平成元年9月25日代表取締役就任

New York マディソン St. 77th でジュエリーショップを経営。
GIA-GGの技術と人脈を生かし、NEW YORKダイアモンド取引所からダイアモンドを、シドニーからブラックオパールをドイツ・オーパーシュタインからマイスターが彫刻した宝石を、そしてアリゾナ・ツーソンの世界最大の ジュエリーショウからレアーストーンをそれぞれ直輸入し、 <品質・デザイン・技術> の 基本に加え、日本人ならではの感性を生かし、音楽や詩、童話からインスパイアされた世界に通用する作品を、デザイナー大窪鈴子と共にプロデュースする。

アメリカ宝石学会(GIA) 鑑定士(GG)ディプロマ(資格取得証)

【ダイアモンドの話】
高額のダイアモンドより安価なダイアモンドのほうが綺麗?
”ダイアモンドを見たことがありますか?”と問えばほとんどの方が、”見たことがある。”とお答えになるでしょう。
ところが宝石品質のダイアモンドのほとんどの内包物は顕微鏡でチェックしなければ見えません。
したがって”見たことがある。”とおっしゃる方も、顕微鏡で見なければ正確には見たことにはならないのではないでしょうか。
”高価なダイアモンドが、それより安価なダイアモンドより必ずしも綺麗に見えるとは限らない。”と言葉で言えばきっと何が何だかお分かりにならなくなるでしょう。
しかし講習会で顕微鏡を使ってダイアモンドをご覧になってください。
まさに百聞は一見に如かずです。
ダイアモンドの品質(4C)の組み合わせは無限です。
楽しいですよ!




ジュエリーデザイナー
Reiko Okubo
-大窪 鈴子-

昭和50年3月和洋女子大学被服学科卒業

服飾デザインの感性を生かした高度な技術を要するジュエリーデザインを得意とする。中でも宮澤賢治の物語を題材にしたドラマチックなデザインはオリジナル性に溢れ、彼女独自の創造的な感性を証明している。
クラシックからアバンギャルドまで、柔軟な個性で意欲的な作品を創作中。

<世界を知る多くのデザイナーやジュエラーからの賞賛の声>
◆山口遼氏 元ミキモト常務で宝飾史研究家・宝飾業界の重鎮
 『自分が日本で認めるただ3人の中のひとり』と称される。
◆三宅一郎氏 パリの世界的宝飾メーカー・バンクリフ&アーペル ジャパンの元社長、会長
 『自分は世界中のデザイナーとその作品を熟知しているが、大窪氏はまるで個性の異なるデナイナー10人をひとりで内包しているかのようだ。その10もの個性溢れるラインがそれぞれ世界の一流のレヴェルに達している。
このようなデザイナーは世界でも他にいない。』とまで称されました。
◆新宿・伊勢丹のジュエリー展に出品した際、イタリア・ジュエリー界の巨匠スカヴィアから絶賛される。

【ジュエリーデザイナーとして】
私にとってデザインをするということは、「心を表現する」ことです。
そのためには、まず心を自由に遊ばせます。
そうしているうちに、心の中に何か変化が起こります。
その一瞬「心に浮かんだその何か」をデザインという形で表現します。
また、ある時はデザインのことは何も考えないのに、ふっとした瞬間にデザインが浮かぶこともあります。
描いてみると、まさに「こんなものがあったらいいな・・・」というデザインになっていたりします。
私は常々、「自然に勝る美しさはない。」と思っています。
フィレンツェの丘の上から眺めたアルノ川、アルベルゴッティ家の広大なブドウ園で見た薄明の美しさ、美しい自然の中で育った私にとって、その自然からの贈り物である宝石を使って、ジュエリーデザインが出来ることがとても幸せなことです。
そして、自然に感謝する心が、デザインの仕事を続けていく上でのエネルギーになっているような気がします。
また、美しい風景や音楽、そして文学(詩や童話)に触れ、自分の心の移りを作品にする喜びもそこにはあります。
今私は素晴らしい人たちに巡り会い、自分を表現する場所を与えられたことに感謝してます。
『アルベルゴッティ』のジュエリーは確かな技術で支えられた作品であると、いつでも、誰にでも言われ、そして一千年以上続く『アルベルゴッティ家』のように、いつまでも受け継がれる作品を作る努力をしていきたいと思っております。




クラフトマン
Shun Yoshiya
–芳谷 俊–

昭和35年3月19日誕生
平成9年15年振りに帰国

FIT(Fashon Institute of Technology) http://www.fitnyc.edu/
ジュエリーメイキング科卒業
New Yorkで真珠堂の吉沢導星に師事
平成9年に15年振りに帰国
<ミューズの瞳>はじめ、高度な技術を要する
ユニークな作品を製作中

【技術を盗む!】
ニューヨークにあこがれ、親戚に頼って20代に渡米した私は、叔父の仕事を手伝いながら、好きだったジュエリークラフトマンを目指すべく、FIT ジュエリーメイキング科を卒業しました。
しばらくして当時、真珠堂のNY支店を任されていた、吉澤導星氏に友人を通じて知合いました。
彼は天才的なクラフトマンで、日本にいたときには芸大の教授にも教えていました。
何とか吉澤氏と真珠堂オーナーを安倍氏に頼み込み、弟子入りさせてもらうことが出来ました。
ところがそこは日本で彼が教えていた教室やFITとは異なり、まさに職人の世界でした。
基本的なことを教えてもらった後は、『技術は見て盗め!』という世界です。何年かしてやっと一人前として認められたころ、先に帰国していた吉澤氏の訃報を聞きました。
生前NYで彼が開発した”ミューズの瞳”のペンダントの制作技術を、まさに”盗み取っていた”私は、彼への恩返しの為にも、さらに改良を重ねて世界7か国の国際特許を取得し、真珠堂ブランド”アルベルゴッティ”として誠心誠意、制作しています。
さらにかの吉澤氏がその才能を絶賛していた、”ジュエリーデザイナーREIKO氏”とともに、彼の技術と魂を引き継いでいくつもりです。

【真珠の声を聞く!】
”ミューズの瞳”のペンダントの制作は、ひとつひとつが真剣勝負です。
真珠はその核を中心に真珠層が幾重にも巻いています。
その真珠層事態と巻き方はすべて真珠ごとに異なるといっても過言ではありません。
その真珠の個性は、ちゅしんに向かっては先を入れた瞬間に分かります。
まさに真珠と話をしなければいけません。
しかしこの”ミューズの涙”の特許ばかりは作り方はわかっても、”真珠と話ができる人間”しか作れないと思っています。